文章中、この色の言葉の意味は、上記の残土用語辞典をご覧下さい。

  

  

建設残土

 産業の発展にともない土木建設技術も進歩がすすんでいます。今では機械の力を借りて大きな山を切り崩すことも、深くまで地下を掘ることも、海上に陸地を作ることもできます。
 このように土地を整備したり造成することにより、人間は住みやすい環境を手に入れてきました。しかし、そのかたわらで、大量に排出される不用物(
建設副産物)が問題となっています。そのひとつとして建設残土があります。道路工事、トンネル掘削工事、下水管埋設など様々な建設事業から毎年膨大な量が排出されます。良質な残土は「土」としてほぼ再利用できますが、「汚泥」と判定されれば産業廃棄物とみなされます。
 これらの残土を出来るだけ排出しないように、また再利用出来るよう努めることが私たちの当面の課題です。
 このページでは残土の排出源からその利用法まで、各面から検討します。
   
    

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1.残土の排出源・・・残土は様々な工事から出る
2.土とはどういうものか・・・土としての条件とは
3. 残土か産業廃棄物か?・・・法律の解釈の違い
4.不良残土の改良・・・不良残土を良質な土にするには
5.汚泥の排出源と対策・・・やっかいな産業廃棄物「汚泥」
6.建設汚泥の有効利用・・・処理して再利用
7.ヘドロ対策・・・水底に堆積するヘドロ