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交通工学セミナー

 先日、アサヒカッターより3名の社員があるセミナーに参加しました。「平面交差の計画と設計セミナー」といい、H13年1月11日(木)・12日(金)の2日にわたって行われました。
 
 1日目は『幾何構造』の講議と演習、2日目は『交通運用』と『交通容量』の講議、『容量計算』の演習という内容です。道路公団、警視庁、大学、企業の方々が講師として指導されていました。内容は、簡単に言えば”交通工学”です。社団法人交通工学研究会さんの資料を使い、平面交差の計画と設計について講議を受けました。

 今までアサヒカッターは、皆様に安心してお任せしていただけるよう技術者育成の一貫として資格取得に力を入れてきました。例えば、ラインに関するのは路面標示技能士(建設大臣許可)の資格でしょう。この資格のポイントは、正確にライン(路面標示)を引く技術です。注文通りのラインを正確に引く事は、我々ライン業者にとって必要不可欠な事です。
 
 ところが
交通工学というのはそれとは違い、ラインを引く以前の、計画と設計を学ぶものです。
 例えば、よく道路際にアルバイトさんがカチカチと交通量をはかっている光景を目にしませんか?交通量というのは道路を計画設計するのに重要な統計です。

道路区画線十字型の交差点があるとします。交通量の多い南北線と、極端に交通量の少ない東西線を、同じ様に計画設計したらどうなるでしょう?信号の時間も車線数も同じにしたら・・・。きっと交通渋滞が起こってしまうでしょう。また、歩行者数の多い場所にはそれなりに横断歩道の設計をしなければいけないでしょうし、見通しの悪い複雑な交差点も出来るだけ改良する必要があるでしょう。交通工学とは、このように非常に奥の深いものなのです。


 ただ注文通りのラインを引くのではなく、このセミナーで学んだ
安全かつスムーズな交通の知識を持った上でのライン技術者を目指したいと考えています。






rogo
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